2023年12月12日更新
2023年12月9日、台湾・新竹市にある新竹サイエンスパーク及びTSMC本社を視察しました。
新竹科学園区(サイエンスパーク)は、台湾に科学技術産業を根付かせることを目的とした国家の計画経済の一環として、1980年に創設されました。東京ドーム140個分(653ヘクタール)の広大な敷地に、グローバルに活躍する台湾企業が本社や研究施設、工場を構えているほか、世界各国の先進科学企業の工場や支社も置かれています。
新竹市の郊外に最先端企業がどうして集まっているかというと、新竹市には工業系の研究が盛んなことで有名な国立の清華大学と交通大学が立地しています。また付近の竹東地区には先端技術を研究する工業技術研究院もあります。これらの研究施設で開発された新技術がスムーズに新製品の開発と生産につながるよう当地に国家プロジェクトとして建設されたそうです。
サイエンスパーク内は道路が整備され、台北市内や新竹市内の街並みとは全く違った光景でした。
30年後には菊陽町・大津町・菊池市南部周辺がこんな光景になるのかなあ。と感じました!